原子力防災訓練

2日間にわたって行われた訓練だが、いつものように緊張感は無くほんとに役に立っているのか。

町内を広報車がぐるぐる回り、これは訓練です。と叫びながら、それでいて職員も町民もしらけたムードがいとおかし。

もし想定された放射性物質が放出された場合、その情報を聞いたとたんに、どう行動するのだろう。もし私だったら、まず半信半疑状態で、情報を確かめるにしても市の広報を聞く以外に無い。情報発信が遅れたら汚染されるだろうし。どこに逃げてももう遅いのだろうか。

もしかしたらすぐに車で逃げ出し、同じ考えの人で車は渋滞するのだろうか。逃げる道はいくつしかないし。もしかしたら、汚染された人間は、絶対外へは出さないだろうし、検問で封鎖されているのかも知れない。置き去りである。

非難所といってもただの建物で汚染を防げる構造ではない。学校であったり。スポーツセンター、集会所などだ。

唐津市にあるオフサイトセンターのように完全に密閉できる構造の建物なんかあるはずもない。

そもそも広報車にのる勇気のある人間がいるのだろうかそさえ思ってしまう

数年前までは事故が起きないことを前提としていたのに、建設当初に想定した寿命もとうに過ぎ、保守や技術の向上などを理由にもっとつかえると判断し、プルサーマルとやらを実施しようとしている。

地球温暖化防止には、原子力が大きな力を持っているらしい。学者や政治家、建設業者の言い分も異なり。なにがほんとなのかまったくわからない。

——-唐津市ホームページより——-

昨日から引き続き原子力防災訓練を実施中です。玄海原子力発電所において【訓練】発生した事故によ り、【訓練】放射性物質が放出されましたが、【訓練】放射性物質の放出は停止し、【訓練】17時10分、事故は収束いたしました。昨日から実施していまし た原子力防災訓練は、本日17時20分に終了しました。ご協力ありがとうございました。
2008/11/20 17:22:38 配信分

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