昨年、骨折してほぼ10ヶ月。埋め込んだプレートを取り外すことになった。前日の0時から飲食は、禁止となり、当日午前中入院して午後1時ころからの手術の予定だったが、緊急の手術が入りあとにまわされ、とうとう午後5時半くらいから手術になった。
左手の脇のところから麻酔をして、左手が完全に麻痺してしまう。手術中、照明がまぶしく感じる。時々肩へ骨を伝わって動かされているのが分かる程度。まったく痛みは感じない。先生の声が小声で何かしゃべりながら進むのが内容が分からないので気になる。
約1時間で終了。取り外した金具を見せてくれた。昔は記念にもらえたそうなのだが、最近はこれも医療廃棄物となるらしくあげられませんと言われた。黒いセラミックのような光沢で合金のようなものだった。
病室へ戻り、やっと食事が出来た。2時間ほどするとすこしずつ麻酔が切れてきて感覚が戻ってくるのが分かる。去年の痛さを思い出し覚悟していたが、ほとんど痛みも無くいつの間にか寝ていた。夜中2時ころとなりの患者のいびきで起こされる。でも痛みはない。感覚も完全にもどりさらに、手術前まであった 手首の甲の痛みがない。金具を固定していたビスが骨を貫通していたための痛みだったのでさらに快適な動きが出来るようになった。
朝になり朝食、点滴を1本終われば退院してもいいというのですぐに退院の手続きをとり退院。
しばらく通院で後は本格的なリハビリをしよう。